僕が初めて女性と交際したのは、19歳の時(←遅い)
それまで異性と交際したことがなく、中学~高校では好きなコをただ遠くから眺めるだけ。
ただ、高校のクラブ活動の1年後輩だったM樹というコがいて、在学中は何度か意見の相違でぶつかったりしていましたが、僕が卒業してから一度、悩みを電話で聞いてから仲良くなりました。
確か親の監視が厳しいとか、進路に悩んでいるとかそういう話で、僕のアドバイスで
「sucameさんって実は頼りになるんだね、ありがとう」
という具合でした。
その後M樹とはドライブをするようになり、3回目のドライブの帰り道で恋バナになって「高校の時に好きな人っていた?」という流れに。
そこでとっさに「実はM樹だったんだ…」と口走って「えっ・・・!?」ということから、正式に付き合うことになったのでした。
とはいえ異性と交際したこともないので、いざ女性と付き合っても何をどうすればいいのか分からず、ただ会って買い物したりお茶したりの繰り返しで、なんと1年間にも渡って何もしないままでいたのでした。
しかし当時は20歳過ぎても童貞なのは「ヤラハタ(←やらずのハタチ)」と蔑まれていたので、ある日急に焦り、ある日自宅にM樹が来た時に無理やり唇を奪ったのでした。
その時は
「ちょっとびっくりした・・・。でも、ようやくこうなったね」
と言われ、キスをしたまま何もしないのもおかしいかと、胸をまさぐったりなんだり。
この時、それまで撮っていたビデオカメラの録画ボタンを消し忘れていて、後でそれに気づいて再生すると(なにこれ!すっげえ興奮する!)となりました。
これを実際にHの時に撮ったら・・・?と思い至ったのが、その後のハメ撮りのキッカケです。
さて、その後。
一度キスを済ませたので少しハードルは下がり、ドライブデートの際には別れ際に必ずキスをしたり抱き合ったり、そしてあちこちいじくるようになりました。
とはいえ童貞の悲しさで、その先に何をどうすればいいのか分かりません。
AVは見ていましたが、どれも女優さんほうが積極的でいろいろしてくるパターンばかりだったので、参考になりません。
そしてある日、いつものように車の中でキスをして抱き合い、初めてスカートの中に手を入れて肝心なところをまさぐってみたものの、その先をどうしていいのか分からず、怒られそうなのでそこでやめました。
M樹のアソコはしっとり濡れていたのですが・・・。
すると。
「あのねsucameさん、毎回こうやって途中でやめられて、なんか中半端なの!ちゃんとしたところで、ちゃんとしたいと思わないの?」
と、年下のM樹に逆に怒られてしまいました。
というわけで、2人でわざわざ渋谷までデートに行き、ランチをした後ラブホ街に行ったのでした。
そういう界隈には初めて足を踏み入れたのですが、がっちりと腕を組んだカップルや、明らかに会社の上司と部下の不倫らしき年齢差のある男女などが、そこここのホテルに入ったり出てきたりしています。
恥ずかしくて吟味もせず適当なホテルに入り、「サービスタイムですので」というフロントのおじさんからキーを受け取り、そそくさと部屋に入ったのでした。
M樹は経験1人で、痛くなるからあまりエッチは好きではないとのことでした。
その相手は知ってる先輩で、いつもニコニコしてとてもおだやかな人だったのですが、M樹によれば「それが豹変して襲ってきた」のだそう。そういう経験もあり、Hに恐怖心があるようでした。
しかし童貞だった自分も何をどうしていいかよく分からず、どうにか形ばかりの愛撫をしてゴムをつけ、ようやくあてがって挿入するとM樹は痛がって泣いてしまい、なんだか申し訳ないことをしてる気持ちになってしまいます。
すすり泣くM樹に遠慮してためらいがちに正常位で腰を動かし続け、そのまま急いでゴムの中で射精。
終わってみると、「なんか、自分でしたほうが気持ちいいな」と思ったものです。
ちなみにこの時、サービスタイムの2時間を僅かに超過し、本当は4000円くらいだったのに、1万円近くの支払いをした記憶があります。
若い時に失敗はつきものです。
次にM樹が自宅に遊びに来た時、階下に親がいるのでM樹はHを嫌がったのですが、キスをしてからHに持ち込みました。
挿入の際に痛がるM樹に
「身体の力を抜いてみて」
と勧めてみます。
M樹が少し躊躇しつつ徐々に全身の力を抜くと、膣の締め付けも少し緩まり、
「あっ、痛くない、かも・・・」
となりました。
そこで僕は懸命に腰を振り、ゴム付きでしたが初めて(気持ちいいな)と思える射精をしたのでした。
これがSEXかあ・・・と心の中で感動した記憶があります。
この時のM樹の綺麗なおっぱいは、それから数年間に渡って脳裏から離れませんでした。
・・・と、せっかくM樹と気持ちのいいSEXができるようになったものの、まだまだ真面目なM樹は、なかなかHさせてくれません。
特に自宅ではその後は絶対にさせてくれず、かといってまだ就職したての20歳男子には、そう何度もラブホに行ける金銭的余裕もありません。
でも、まだ専門学校に通っていたM樹は授業のない日があり、僕も休暇を取って、安い平日のフリータイムを利用して日中ずっとラブホに籠ったことがありました。
まだ若かったこともあって、朝10時くらいにチェックインして夕方にチェックアウトするまで4回射精。
それでもまだM樹は、SEXが気持ちいという段には至ってないようでした。
(つづく)
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