ハメ記(画像なし)

二人目の彼女・前編

21歳で彼女からフラれてしまったわけですが、確かに好きだったし悲しかったものの、いきなり別れを告げられたわけではなく、しばらく不穏な状態が続いてたので、まだダメージはそれほどではなかったと思います。
それよりもすぐ、他に気になる女子(H美)ができたからでもありました。

そいつは会社の同期で同い年、新人研修の時には何故か好かれてくっついて回られたのですが、それでも当時は彼氏がいたので、いい迷惑だと思っていたものです。
それが、同期会の飲み会やドライブで会ううちに次第に気になり、H美は彼氏と別れ、僕も彼女にフラれてから「僕はこいつが好きだったんだ」と確信したものです。

ある日、共通の知り合いの大学の学際に行き、その後ファミレスで夕食にしていた時のこと。
とある冗談を言ってH美を笑わせた後、今しかない!とアタックをしました。
「もう一つ、変な話をしてもいい?」
「うん、次はなに?」
「実はさ、付き合ってほしいんだけど」
「えっ・・・」
「いきなり難しいかな」
「いや、うん、嬉しいんだけど、ゴメン。sucame君とは友達でいたいんだよね」
見事に玉砕したのでした。
そのあとH美の車で送ってもらったのですが、なんだか気まずくて車内ではついつい無言になってしまいます。
するとH美がおもむろに口を開きました。
「あのさーsucame君、私も変な話してもいい?」
いきなりの提案に身構える僕。
「うん。なに?」
「一緒にラブホテルに行かない?」
「えっ、うん、もちろん、行こう」
H美が言うには、入社の時から僕のことが気になっていて今も好きではあるけれど、異性の友達は貴重だから、その関係を壊したくないと。
でも純粋に僕とエッチをしてみたかったというのです。
それはもう願ったりな話なので、もう夜も遅く明日は月曜なのですが、地元のラブホにチェックイン。

H美は細身で胸はこぢんまりとしていましたが、身体はとても綺麗で女性らしいラインをしていました。
SEX自体はゴムをつけてと普通だったのですが、こちらからお願いしなくてもフェラをしてくれたり、挿入してる時に「sucame君、気持ちいい・・・」と言われたりと、なんだか幸せだなと思えるひと時となりました。
特に、行為の後に二人でとりとめもない話をしているのが、なんだかとても幸せな気持ちになれました。
ただ、翌朝から仕事のため、午前3時にはチェックアウトしてH美に車で送ってもらいました。
翌日は寝不足でボロ雑巾のようでしたが、仕事中も幸福感に包まれていたものです。

(つづく)

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