至らなかった話

楽しいマッサージ(その2)

部屋に帰ると、すでに飲み会は終わりかけていて、すぐ寝る体制に。
僕の部屋は男子が6人も入る大部屋です。
で、寝る前に携帯でメールチェック。
すると、Kちゃんからメールが入りました。
[さっきはヤバかった。あたし感じやすいから…]

感じちゃった?
なんだよ、OKだったんじゃん?
くっそー。
ダメモトで、食い下がってみます。

[そうかい?ちなみに、リンパのマッサージは、あんなもんじゃまだ全然たりないぜ。今日の肩こりも、あれだけじゃ治んねーな]

[やっぱそうなの?この肩と腰の痛みはヤバいなあ]

ここで、直球だけじゃいけません。

[ま、せいぜい自分でよく揉むこったな]

[えー、面倒だし、○ちゃんとかに変な顔されるって]

[んじゃ、乾燥室きたらリンパほぐしてやんよ]

[うん、わかった]

[あとなー、いつもブラつけて寝てんの?アレ良くないから外したほうがいいよ] 

[うん、じゃあ行く]

・・・ということで、乾燥室で会いました。

「ほれ、向こうむいて、座んな」

「うん」

ということで、リンパマッサージという名の、おっぱいモミモミの開始。
途中からは完全に名目の「リンパ」なんてどっかに行ってしまい、乳首をコリコリしたりと、したい放題です。
真っ暗な乾燥室に、服と服のズレる音と、Kちゃんの

「あ…」

という吐息だけが響きます。
もう、大丈夫だろう。
またも、右手をKちゃんの大事な部分に滑り込み~

「んもー!」

(ありゃ?)

「やめてって言ってるでしょ!」

(ありゃりゃ?)

「アタシ、彼氏がいるんだからね!なんでHなことしようとするわけ?もう自分でするからいい!」

…ということで、結局は不発だったのでした…。

あの後Kちゃんは、彼氏に「リンパのあたり、揉んで~」ってやってたんでしょうかね。

(おしまい)

コメント

タイトルとURLをコピーしました