「楽しいマッサージ(こちら)」の話の翌年です。
当時33歳の僕は、知人の知人を集めた有志忘年会で、例のマッサージのKちゃんが連れてきた8歳下のY子と知り合いました。
初対面でも結構気さくに話ができる子で、何度か複数人で飲みに行くうち、大人数でスキーに行くという話をしたら、Y子も「スキーしたことないので行きたいです」と。
それで2月に、大人数でY子も一緒にスキーに行きました。
Y子は初スキーだったので、僕がずっとついて教えました。
まあ、僕が教えるのが苦手だったせいで上達も遅く、そのせいでずっと二人で一緒にいることになりました。
初心者のコにスキーを教えると、転んだところを抱き上げたりすることが多いので、それだけ距離が近くなり、それだけ親密になってしまいます。
その夜のこと。
お宿での夕食が終わり、仲間が連れ立ってホテル街にある日帰り温泉に入りに行きました。
僕は温泉には行かず、宿の狭い風呂で済ませます。
さっさと風呂から上がり、男子部屋でみんなの帰りを待っていると、Y子からメールが入りました。
「今、みんな温泉に行っちゃって寂しいです」
なんですと・・・。
とるものもとりあえず、女子部屋に急行します。
脳内CPUは、温泉組の帰還時刻を瞬時に計算。
男性陣はあと30分で帰ってきそうな気配ですが、女子はあと1時間は帰ってくるまい。
これはムフフな展開が待っているぞ・・・
・・・と思いながら女子部屋をノックすると、中からY子の声で「どうぞ」と。
鼻息も荒くドアを開けると・・・あり?
部屋にはY子と一緒にもう1人女子がいるではありませんか。
どゆこと???
目をぱちくりさせていると、Y子が言いました。
「寂しいんで3人でトランプでもしませんか?」
ええっと・・・・・・。
(つづく)
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