雑記

怪しい「ラブグッズ」

若い頃は実家暮らしだったので、特定の相手が存在してもHするにはラブホに行かなければなりませんでした。たまに車で…ということもないではなかったのですが、真面目な女子だと「なんでこんなところで!」となってしまうので、独り暮らしでなし崩しHができる友人たちがうらやましく思えたものです。

さて、ラブホテルに行くと、部屋の中に自販機が置いてあることも多く、そこでHなグッズを買うこともできます。
まだインターネットがなかった頃は、そういうグッズはわざわざ街中のいかがわしいお店(大人のオモチャ屋さん)に行ったり、成年誌の巻末に掲載されている通販チラシを見て注文しなければならなかったので、ラブホの自販機というのも悪くはなかったなと思います。
もっとも若い頃はホテル代だけでスッカラカンになるほどお金がなかったので、そんなに買ったことはありません。

まだ覚えているのが、2人目の彼女とラブホに行った時に買った、「いつまでもイかない塗り薬」。
今は早漏気味な僕ですが、若い頃は長く持つこともあればすぐ終わってしまうこともあり、その時の2人目の彼女はすぐ終わると物足りなそうだったので、そんな怪しい薬に頼ってみたのでした。
たしか小さな小瓶に入った透明な液体だったのですが、さあ挿入という時にソレを亀頭の周辺に塗り付けてみます。
塗ってしばらくすると、なんだか亀頭の裏側の、最もキモチイイセンサーがある辺りが痺れたようになり、何も感じなくなりました。
で、挿入してピストン運動をするわけですが、自分のおちんちんなのに自分のものでないように、痺れて何も感じないのです。

正座をして痺れた足のような感じ。
当然、何も感じないので、当然なかなかイきません。
しかしそれは、全く気持ち良くもなんともないのです。
まだ若かったので勃起はしていましたが、何も感じないので性的興奮が視覚情報だけなので、そのうちしぼんできてしまいます。
そして、何も感じないまま、萎んでオシマイとなりました。

やはり僕は、「キモチよくてなんだかもうイッちゃいそう!でもガマンガマン!」という、射精と我慢の行ったり来たりが最も気持ちいいんじゃないかな、と思った一件でした。

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