(前回の話はこちら)
旅行のあと、エリとはメールする機会もぐんと増え、会社帰りに待ち合せて一緒に帰ることも増えました。
3月のある金曜、エリから誘われて、仕事終わりファミレスに行きました。
特に用件があったわけでもなく、とりとめのない雑談をするばかりなのですが、それでいて一向に「じゃあもう帰ろうか」という流れになりません。
なので、冗談で
「この後お泊りでもしよっか」
と言うと
「勘違いすんなよ!私、ずっと前から彼氏いるんだからね!」
えっ彼氏いたの?
でもまあ一度SEXしたし別によくない?ということで、自分もアキに告白している身でもあるので、むしろ同罪です。
でもそんな中で僕に身体を許しているので、押せばいけると踏んで
「うん、でもエリちゃんとお泊りしたいな」
と言うと
「キモいなsucameは!そんなだから彼女もできないんだよ!」
とエリ。
でもそう言いつつエリは「じゃあもう行こっか」と、いつのまにかその流れになっています。
ファミレスを出てからわざわざ電車で僕の家(実家)まで来てもらい、そこから車を出してラブホにチェックインしたのでした。
別々にシャワーを浴び、メイクを落としたエリは別人とまではいかないまでも、かなり印象が変わっています。
このすっぴんの状態で初めて会ったら、SEXしようとは思わなかったかもしれません。
でも
「がっかりした?ごめんね、あははは」
と正直に笑うエリ。
そういう所は逆にかわいいかもしれません。
しかしこの時はなぜかビデオカメラを持っていかず、そのせいでどんなSEXをしたのか全く記憶がありません。
ただ、日記には簡単に書いてあったので、それをそのまま書き写します。
“前にSEXしてから少し間が空いたからか、1回戦では生で始めてすぐイキそうになったので一旦やめ、時間おいてまた始めたらすごく長い時間がかかった。最後は大量にお腹から胸にかけて大量にぶちまけてしまった。髪まで飛んでいった。1時半に寝た”
“午前4時に起こされ、眠いっちゅうのにまた生で始める。2回戦なのに早くいってしまったが、また大量にぶちまけてしまった”
“本当に眠くて一度寝たが、また8時に起きて生で3回戦。さすがに量は少なかったが、それでも気持ち良かった”
愛のあるSEXというわけではなかったと思いますが、なんというかこう、「いけない関係」というのに興奮していたような記憶があります。
僕が射精してハァハァしてる時に、エリが毎度「んー」と口をとんがらせてキスをせがんできたのが、そこだけ今でも鮮明に覚えています。
あとは、何も言わなくても積極的に熱心にフェラをしてくれること、なのにお返しにクンニしようとすると「ダメ!」と抵抗していたのを思い出しました。
ただ、フェラにエロさがなかったように記憶しています。
ただエリは、いつもは口が悪いくせに、SEXが終わるとずっとキスをせがんでくるし抱き着いて離れないしで、すこし煩わしく思わないこともありませんでした。
(つづく)
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