(前回の話はこちら)
まだ射精感が来る前にもっと別の体位を・・ということで、バックの体勢のまま後退してベッドに座ります。
僕はこの態勢が実は苦手で、ちょっとでもしぼんでしまうと、すぐニュルンと抜けてしまうから。
でも今日はずっと元気で、一向にしぼむ気配がありません。
やはり最後という思いがあるからでしょうか。
下からゴリゴリしつつ、ひとみにキスをせがみます。
あとは自由な両手でおっぱいやクリトリスをいじりながら、下から突きあげます。
ひとみはもう声も出ず、ずっと荒い息を吐いています。
ですがこの態勢は顔もおっぱいも見えないので、騎乗位に変更。
うまく位置を移動したので、また抜かずに体位を変えることができました。
騎乗位も好きなひとみは、おっぱいを上下にぷるぷるさせながら息も絶え絶えになっています。
もう上体を支えることもできず、僕のほうに覆いかぶさってきました。
下から高速でコンコンコンと突きあげます。
ひとみは困ったような悲しいような、せつなそうな表情になっています。
ようやく射精感が高まってきました。
最後は正常位がいいと思い、また抜かずに体位を変更。
おっぱいを鷲掴みにしながら、自分でもこれ以上ムリというほど早く、そして奥まで突きまくります。
そのうちひとみの頭がベッドから外れてしまい、頭がぐらぐら。
もう声も出ず、まるで寝ているかのように頭を振るだけになっています。
「もうイキそう、ああイク、いくよ!」
「あ、あああああ」
ラストスパートでひとみは最後の声を上げました。
そこでぎりぎりのところで引き抜き、精液をぶちまけます。
精液が胸やお腹に落ちる度、ひとみは全身をビクン!ビクン!とさせていました。
さすがに相当の量と飛距離で、お腹から首元にかけて白濁した液体にまみれていました。
僕もさすがに全力疾走した後のように全身の力が抜けてしまい、しばらく肩で息をしていました。
で、ひとみに覆いかぶさり、抱き合ってしばらくねっとりとしたキス。
僕の胸にも自分の精液がつくほど、お互い抱き合って貪るようにキスの応酬を。
しばらくして「お風呂はいろっか」ということで、この後はチェックインの時とは違い、二人でゆっくりお風呂に浸かりました。
なんだか付き合っていた当時と変わらない感じです。
ここでひとみの用事が迫っているということで、残念ながら1回戦だけで最後のSEXは終わり。
ただ、帰りの道中では「またHしたいね」と言うと「そうだね」という返事で、また何も言わずにひとみのマンション前まで送って行ったのですが、途中で降りるわけでもなくマンション前で降りるひとみを見て、また次も会えるかのような錯覚を起こしたものです。
しかしそれは油断で、女性の心というのはいとも簡単に変わってしまうもの。
それ以降、僕のメールにも返信はありませんでした。
その後、ひとみは主任Mとは別れたらしいことを社内の噂で聞きました。
それから2年くらいして社内でばったりあった時に飲みに誘うと来てくれて、そこで話を聞いてみると、とある管理職と不倫をしたとか、別の管理職から強引に誘われてホテルに行ったとか、そういう話がぽろぽろ。
僕にそういう話をしてくれるのは、気兼ねなく話せる仲ということですが、男女の仲の対象ではないということでもあり、悲しかったです。
それからしばらくしてひとみは会社を辞めてしまい、今はどこぞで結婚して子供もいるという話を、同僚から聞きました。
みんな、それぞれの人生を送っているのですね・・
(おわり)
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